乳がんヨガ指導者養成&患者さまへのヨガ環境整備

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乳がんヨガ最新情報

2022年4月17日、オンラインにて乳がんヨガ指導者養成講座(ベーシック)を開催いたしました。
今回は東海地方で活動されているヨガインストラクターのお二人が、乳がんヨガの先生になられました。
がんになってからのご自身の経験を活かしたい先生と、生徒さんが患者になられた先生、お互い近い地域からのご参加も手伝い、打ち解けて、経験のシェアもありました。
ジュンさんの、美しい涙は、心に沁みました。 アヤコさんの優しいインストラクションに癒されました。
大人の女性の強さに裏付けられたお二人の笑顔は、もしかしたらずっと忘れられないかも知れないとも思いました。
講師としても、素晴らしい時間を共有させて頂きありがとうございました。
「少人数でかえってラッキーでした、しかも近い!」「これからも繋がっていきましょう」と、和気あいあいな感じでお別れしました。

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受講後の感想を頂きました。

自分自身が乳がん患者となり術後の自分の体とどう向き合えばいいのかという疑問から受講をきめました。
テキストの内容はわかりやすくどう患者様と向き合うのか、それぞれ性格も違えばがん患者となった自分との向き合い方も様々先生の経験談から聞けるお話は本当に参考になり、たくさん考えさせられました。
そしてヨガの、「土台を安定し安全に快適に」を基本に患者様が自分を大切にしてもらえる様な環境を提供でき、寄り添えるインストラクターでありたいと感じました。 と同時に自身が病気と向き合い、闘う時にヨガと出会っていたことに助けられたので、病気を患っていない方にももっとヨガを知って体験してもらいたいという気持ちを強く感じました。
少し感じた事ですが、私自身は経験者ですので、治療方法や手術の方法の予備知識があったので何とかついていけましたが、経験がなかったら1日で学ぶのは大変な内容であると感じました。事前学習動画の視聴を必須にしてもらえると理解が深まるのではと感じました。
私は今回の学びで今後のヨガインストラクターとしての活動の方向性が見えてきた気がしています。
児玉先生と一緒に受講した仲間との出会いに感謝します。 ありがとうございました。
Jun

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典子先生や参加者さんのお話しを伺い、 治療法や症状も様々で、「乳がん」について、まずは知識を深めたいと思いました。
罹患者が多く、治療も進歩しているとはいえ「がん」と告知された時の思いや、手術後や抗がん剤の辛さは、身体的にも精神的にも辛さがあると思います。
改めて、わたしたちが想像したり、思いを馳せて言葉掛けをする大切さを感じました。
講座の中で 「今日は今日できることを学ぼう」 「今日できるところまででいい」 の言葉は、わたし自身もとてもラクになり、 乳がんヨガに参加される方にとっても きっと、ほっとできる安心感に繋がると感じました。
ヨガのポーズや知識を重視せず、参加される方を尊重し、気持ちに寄り添いながら、乳がんヨガとしてできることをお伝えしていきたいと思います。
そのために、自分自身を大切にしたり、学びを深めていきたいと思います。
素敵な講座をありがとうございました。
Ayako

BCY 乳がんヨガ指導者養成講座担当 【函館】 児玉典子

2022年05月15日 | 活動報告

日頃からBCYの活動にご理解とご協力、誠にありがとうございます。

BCY運営メンバーで、埼玉在住の小山紀枝(愛称のっちさん)が主宰する「乳がん体験者ONLYのヨガ『NYOGA』」様よりご寄付を賜りましたのでご報告致します。
頂いた寄付金は、乳がんヨガ普及のため大切に使わせて頂きます。
BCYの活動に深いご理解、ご協力に深く感謝致します。

NYOGA様より寄付金額
20,000円

ありがとうございました。

NYOGA主宰のっちさんからのメッセージです。
BCYが目指す「全国に乳がんヨガを広める」ことに少しでも役立てていただきたいと考えました。
オンラインで参加される方からは「自宅の近くにクラスがない」という声も聞かれます。
どこに住んでいてもがんになった方が通いやすい場所に、ヨガクラスや運動教室がある、そんな環境になったらいいなと思っています。

NYOGAのご紹介
ホームページ
https://nyoga-info.localinfo.jp/
対面クラス(埼玉県内、東京都内)、オンラインクラス
やさしいヨガを中心に、筋トレや顔ヨガなどのクラス、曼荼羅ワークやひめトレなどのワークショップを開催しています。
参加者は乳がん体験者がほとんどですが、他のがんの方もお気軽にどうぞ。

のっちさんのご紹介
2009年乳がんに罹患し、三大治療を経験。
2010年にヨガを始め、がん患者さんだけのクラスがあったらいいのに!と思い立ち、2011年乳がん患者さんだけが参加できるヨガ教室をスタートしました。
誰よりも自分が一番NYOGAに癒されています^^

2022年01月20日 | 活動報告

BCY Institute Japan とのご縁を通じ、乳がんヨガに関わってくださっている皆様、 本年も当団体の理念と活動にご賛同をいただき、心より感謝申し上げます。年末のご挨拶を申し上げます。
私ごととなりますが、今年一年、学生として医療の流れを学びながら、特に印象に残ったことがありました。
それは、今後「患者の参画」が確実に推進されていくということです。
乳がんヨガと出会った患者さんが、治療という能動的な取り組みだけでなく、自分自身と対話するという、一見すると受動的、不動的な介入が、今の自分には必要なものであった、これからの生を見直し、豊かにするものであった、という声が、今後さらに広がっていき、患者参画のムーブメントともに、より患者さんがアクセスしやすいサービスになっていくことを願っています。その、一翼をパイオニアとして担っていくのが、BCY Institute における乳がんとヨガに関する包括的な学びであると考えています。
どんな嵐が来ても、台風の目の中心には、静けさと安寧があります。 ヨガに共通した訓練というものがあるとすれば、周りに振り回されず、自分自身といつも一緒におり、穏やかにいることでないかと思います。
2022年も、平和を祈りながらも様々な試練がある一年かもしれません。それでも、皆様ひとりひとりが、ヨガがあってよかった、と思っていただけること、そしてその機会を、「鼓舞や啓蒙」だけではなく「環境の整備」として伝えていけることが、BCYという学舎の底力ではないかと思っております。
皆様の年末年始が、どうか健やかで、今あるこのかけがえのない命に感謝できるものでありますことを願っております。

校長 岡部 朋子

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