乳がんヨガ指導者養成&患者さまへのヨガ環境整備

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乳がんヨガ最新情報

8月29日、乳がん指導者養成オンライン講座を開催いたしました。
今回は神奈川、千葉、兵庫、京都、広島とまたまた日本各地からご参加頂きました。
オンラインならではの全国の皆さんと一緒に学べる事に本当に感謝いたします。

ご自分のためにご褒美にこの講座を受講して下さった乳がん治療中の方、看護師、放射線技師の方、猛勉強中の新米ヨガ先生、ヨガセラピーを勉強中の方、様々なバックグラウンドの方にご参加頂きました。
皆さんのこれまでの体験談などをシェアして頂き、とても深い学びの時間となりました。

自分を大切にしながら、ヨガを伝えて頂きたいと思います。
受講後、早々に乳がんヨガレッスンを開始された方、先輩修了生のクラスを積極的に受けにいく方、アドバンスド講座でさらに学びを深めるかた、
皆さんのアクティブな行動力に驚くばかりです。(とても嬉しい。。。)

そんな頼もしい修了生の皆さんから素晴らしいご感想を頂きました。
シェアさせて頂きます。

 

(かおりさん)
すぐに生かせる講義内容と、実際に活躍されている先生のお話、参加者の皆さんのお話、自身も患者であると言う方たちのお話は本当に勉強になりました。私はアウトプットする場がまだあまりないので、何か動き出してみようかと思いました。

 

(なつこさん)
安全に楽しく、本当に当たり前ですが大きな目標です。
ちょっとずつ活動出来る準備を進めていきます。とりあえず年内はデモレッスンのモデルとなってくれる方を募集してみて、数回実施できたらなとイメージしています。アウトプットして落とし込んでいきます。今後とも宜しくお願いします。

(Kazumiさん)
乳がん患者でもできるヨガを学びたいという理由で受講しましたが、「寄り添うこと」を考えたりするなかで今後、看護師を続けていく上でも
大切なことを学びました。久々にいっぱい笑ったような気がします。

 

(とんちゃん)
これから乳がんになられた人に少しでもお役にたてるよう、色んな知識を得ながら頑張ってみようと思ってます。

 

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今後の皆さんのご活躍、応援しております。
BCY運営メンバー 乳がんヨガ指導者養成講座担当【宮城】 櫻井祐子

2021年09月7日 | 活動報告

2021年7月11日、熊本市のヨガスタジオである、sha cocoro studio様からのご依頼で「乳がんヨガ講師養成講座Basic」のオンライン講座で、BCYとしては初めてのサテライト形式の講座が開催されました。

講師は北海道函館市からZoomを使用し、オンラインで繋ぎ、熊本市のスタジオには、スタジオオーナーが声がけした、
ヨガインストラクター4名、医師1名、看護師1名の計6名の受講者が集まりました。

講座では、ヨガと乳がんを取り巻く状況、セラピーとしてのヨガをどう伝えるか、ヨガとヨガセラピーの違いや、呼吸法、身体の動かし方等を安全に指導する方法を、レクチャーとディスカッションを交えたり、グループワークで互いに指導しあいながら学びました。

サテライト形式については、具体的な感想として、

●受講者の一体感がある、というのは、すごくやりやすかったです。オンラインで不足しがちな、ちょっとした空気感、タイミングなどのズレもなく、そして、指導経験がない方と、経験ある人たちが混ざっていた事で、見えないところでヘルプし合っていたと思います。

●オンラインでありながら、近くに一緒に学ぶ仲間がいること、いろいろな気づきをシェアできるサテライト方式はとてもいい方法だと思いました。オンラインが苦手な人でも安心して参加できる場の提供にもつながるし、コロナ渦でなかなか外部の先生をおよびできない医療現場などでも開催できる可能性を感じました。

●スタジオに集まった受講者で、お互いに実践、練習もできたこと。ほんとに目の前に講師の先生がいらっしゃるのと、ほとんど変わらないくらいに、効果的な方式でした。この方式は距離があっても安全にそれぞれの地域でまた学べるのでとても良いと思います。

 

 

オンラインでそれぞれ受講することでは不足しがちな、実技面での患者側とインストラクター側の両方を体感できることが大きいこと、同一の職場や医療現場などでは採用しやすいのではという意見感想がありました。

講師個人の感想としても、受講者側が同じ場で学ぶことでディスカッションなどの意見交換が積極的であったり、それぞれの学ぶ目的はあったとしても、大切なセラピーとしてのヨガの倫理観や、共通の言語、感覚的な物を共有しやすかったのではと思いました。

北海道在住の講師と友人である九州のスタジオオーナー様とのご縁がきっかけとなった今回の講座は、オンライン時代のコロナ禍だからこそ実現に至ったものですが、新たな開催方法として、ヨガセラピーを学びたい、現場に取り入れたいという企業様や医療現場でも採用しやすい方法のひとつとなるのではと思います。
 普段のクラスにも安心して患者さんが来やすいスタジオにしたい、スタジオの同じメンバーや生徒さんとで学びたいと、講座の依頼をくださったsha cocoro studio様、そして初めての試みをサテライト形式というアイデアで開催を提案協力くださったBCYの運営メンバーの皆様に心から感謝申し上げます。

乳がんヨガ指導者養成講師(函館) 児玉典子

2021年07月27日 | 活動報告

2021年6月20日、BCY乳がんヨガアドバンスド指導者講座をオンラインにて初めて開催いたしました。
今回も函館から福岡まで、全国で活動されている乳がんヨガ講師が集まり、
より深く乳がんヨガについて学びの時間を共有していきました。

受講生より素晴らしいレポートが届きましたので、こちらで共有させて頂きます。

 

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典子先生(北海道)
アドバンスドは、テキストをパッと開いて見た印象は、ひとつひとつが壮大なテーマで、どこから手をつけて良いのか?と、感じますが、モデレーターの祐子さんの今まで積み重ねた学びのぎゅう~っと凝縮した言葉が引き金になり、つど考えを深めることができました。
正解の無い世界であり、まして生きる意味さえ失ってしまいそうな患者さんに、ヨガを通して心の変容をもたらす事を、非科学的なスピリチュアルでも無く、医療とともに全人性を持って見ていく。悩みも痛みも大切に抱えて、耐えていく中で生まれる寛容さ。
何故ヨガなのか?というエンボディーメントと実践。コロナ禍でなお重要さを増したニヤーサ(心をそこに置く)
アドバンスドは、「その人その人の生きるを尊重しサポートする」BCYならではの素晴らしい学びだと思いました。
受講生のみなさんのバックグランドや学ぶ理由も、ヒントと刺激になりました。

 

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美奈子先生(埼玉県)
今日は有意義な学びの時間をありがとうございました。
皆さんの乳がんヨガへの熱い想いにたくさんの刺激をいただきました。
私の中でさらに充実させて、クラスで実践していきたいと思います。
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平沼穂香先生(神奈川県)
ベーシックと同様に様々な人生背景や経験のある方々との講座受講で、乳がんヨガの場の多様性を感じられました。

その異なる経験や背景から、同じヨガのポーズを行うにしても別の発想が生まれたり、同じ発想が深められたり、とても良い時間が過ごせました。
今現在私の運営しているサロンのお客様も少しづつではありますが増えており、お客様の信頼の元に成り立つ空間をつくり広げていくために、精進し続けたいと思っています。

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Kairi先生(富山県)
今回の受講にあたり、9月に受講したBASICのテキストに目を通しました。
安全が第一であること、思いやりや否定しない心を持つこと、立ち位置はサーブであることなど、7つのガイドラインに沿って学び、乳がんヨガ指導者としての心得を学びました。
その後アドバンスドのテキストを開くと‥んーー??これは大変なことになった、と冷や汗‥(笑)
不安から入った今回の受講でしたが、座学での櫻井先生の丁寧な説明や、他の受講者の皆さんとのグループワークの中で、BASICでの学びを再確認しつつ、新たな「気づき」もたくさん得たように思います。
あらためて「ヨガは治療行為ではなく病状を変化させることはできない、
ヨガですべてを解決できるわけではない」ということを肝に銘じておかなくてはいけないと実感しました。
全人的苦痛の中にある患者さんを受け入れ、ヨガの中で「ゆっくりと心と身体を結んでいく感覚」を促していくこと=QOL向上の一助であると感じました。
今回のテキストの中で私が最も気になったのが「ヨガとエクササイズに違い」という項目でした。
私はこれまでどちらかというと「エクササイズ」をやってきた人間で、現在もエアロビクスやダンスの指導を行っています。
ヨガを学ぶ中でその2つの明確な違いをうまく説明できずにいましたが、テキストにある「3つの感覚」を知ることで差別化ができました。
乳がんヨガを指導するにあたり、反復や自分の感覚に意識を向ける「エンボディメント」を大切にお伝えしたいと思いました。
実は、今年の5月中旬から乳がん経験者向けのコミュニティ開設に向けて奔走しており、今週末6/27(日)初めて【モニターデモレッスン】を行う運びとなりました。嬉しい反面、初めて乳がん患者さんを迎えてのレッスンに緊張感いっぱいの毎日でしたが、今回の学びは、そのざわざわした気持ちを落ち着かせてくれました。受講して本当に良かったです。
まだまだこれからですが、先生方にたくさんのご指導をいただきながら勉強を続けていきます。乳がん経験者として、何かの、誰かの役に立てないかと学び始めたその気持ちを、今後もブレずに持ち続けたいと思います。ありがとうございました。
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益田 朋先生(広島県)
学ぶことで知識の土台ができていきます。繰り返し学ぶことでさらに気付くことがありました。
アドバンスド講座でさらに乳ガンヨガの大切さを実感できました。
必要とされる方へ乳ガンヨガが届きますように。私にできることを探していきます!また今回の講座で同県のインストラクターとのご縁をいただきました!横の繋がりも大切に活動をしていきたいと思います。
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ジェニファー先生(福岡県)
6時間も体力が待つかな?と、思っていましたが、本当に有意義な時間はあっという間でした。
受講前は身体も心も硬かったのが、心地いいふんわりした、きっと、櫻井先生の愛に包まれたのだと思います。
ぎゅうぎゅうでポーズを取るのも良し。ワークをシェアして、発表するのも、他の方の意見を聞くも為になり。
中でも、私にとって、乳がんの罹患された方の身体や心の状態を知れて、受講前の分からないことがあり過ぎるから、少しわかってきたように思えます。
あとは、その場、その人に寄り添い、よがの型にはめずに。クラス作りに始動していきたいと思います。
ご指導いただき本当にありがとうございました。

 

皆さん、素晴らしいご感想ありがとうございました。
アドバンスド講座担当講師 櫻井祐子

今後のアドバンスド講座の日程はこちらです。

乳がんヨガアドバンスド講座スケジュール

 

2021年06月27日 | 活動報告
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