5月24日、BCYとしては初めて、オンラインで乳がんヨガ指導者養成講座を開催しました。
13名の参加者とは、Zoomの練習を兼ねて当日までにお顔を合わせることができましたので、安心して当日を迎えることができました。
また、当日機材の不具合で音声が聞こえない方がいらっしゃいましたが、BCYのメンバーのサポートもあり、開始時間には全員が問題なく揃うことができました。
私が乳がんヨガをお伝えする時に大切にしていることの一つは、乳がんヨガを学ぶ方自身も、ご自身を大切にし、ご自身がお持ちの力を発揮していただくことです。
オンラインでの講座でどこまでお伝えできるかどうか挑戦ではありましたが、ご自身の環境を快適に整えること、呼吸法、数々のポーズ、ヨガセラピーとは何かを学び、そして参加者同士が協力して「乳がんヨガのミニクラスを作る」というグループワークを成し遂げたことで、オンラインでも問題なくお伝えできるのだと実感しました。
乳がんヨガをお伝えする現場が、今後はオンラインという形もあるでしょう。
オンラインでの養成講座を通じて乳がんヨガを学ぶという経験は、オンラインを通じていかに伝えるかの練習にもつながっていくと感じました。
ご感想をいくつかご紹介します。
「講座の中で、実際にミニクラスを作り、皆さんの前でお伝えする練習ができたことは大きな自信となりました」
「1日すごく楽しかったです」
「勇気をもって一歩踏み出してみます」
「とても分かりやすくそしてリラックスしながらあっという間の時間でした。自分のペースで乳がんヨガ活動をしていきたいと思います」
「今日は貴重な経験をありがとうございました。温かい時間でした」
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
BCY 秦絵理子

BCY修了生達による乳がんヨガの取り組みが アメリカにある国際ヨガセラピスト協会の季刊誌に紹介されました!
国際ヨガセラピスト協会のメンバーである、日本ヨガメディカル協会が、日本のヨガセラピーの取り組みについての記事を季刊誌に投稿し掲載されています。
日本の取り組みのの一つとして、BCYの全国にひろがる乳がんヨガの活動が紹介されました。
実際に乳がんヨガのレッスンの現場にも足を運んで取材してしてただき、レッスンに集う方々の温かい交流も称賛されています。
乳がんヨガが 日本のヨガセラピーの一端を担っているという自覚と誇りを持ちながら、同時に謙虚さも携えて、今後も進んでいきましょう。
(BCY 秦 絵理子)

(IAYT 国際ヨガセラピスト協会季刊誌)
(掲載内容)
日本で広がるヨガセラピー
世界の他の地域と同様に、日本でも、ほとんどの人がエクササイズやダイエットのためにヨガを始めます。
ヨガはセラピーとしては、ほとんど認識されていませんが、マタニティーヨガや産後のヨガは人気がありますし、発達障害のある子供や視覚障害のある成人向けのヨガ、また高齢者のためのヨガも急速に認知されつつあります。
BCY Institute Japanが運営する乳がん患者のためのヨガも全国的に広がっており、現在65ヶ所で定期クラスが行われています。
BCYの秦絵理子さんは、乳がん患者のケアにおいてのヨガセラピーの広まりには2つのパターンがあると言っています。
1つ目は、患者とそのサポートグループ向けに病院において、ボランティアによるヨガセラピーが開かれ、その後、医師が患者の生活の質の改善と回復を目にして、ヨガのクラスが、患者と病院スタッフの両方の公式のレクリエーションのオプションとして承認されるというパターン。
2つ目は、患者が自らインターネット、口コミ、または広告を介して地域のヨガセラピーのクラスを見つけ、西洋医学の治療の補足としてヨガを始め、身体的および精神的に役立つと感じるというパターンです。
実際に、私が見学させて頂いたクラスでは、インストラクターがヨガの後にティータイムをもうけていて、さまざまな年齢の人々がおしゃべりをし、情報を共有し、お互いを励まし合っていました。
現在、日本では日本ヨガセラピー協会や日本ヨガメディカル協会(YMSJ; https://yoga-medical.org/)など、いくつかの組織がヨガセラピストをサポートしています。 YMSJで受講する生徒の約半数は、ケアが必要な家族がいる方です。そし心強いことに残りの半数は医療従事者です。 YMSJは現在、ヨガセラピーのインストラクターと教材の開発に力を入れています。
一般的に医療従事者は保守的ではあるものの、ヨガセラピーは今後、草の根レベルから成長していくものと楽観しています。
患者さんや医療従事者が、セラピーとしてのヨガの力を体験し、その経験を他の人と共有することで、ヨガセラピーは有効な補完療法として、ますます認識されるようになると信じています。
ホーバン由美子(記事&日本語訳)
乳がんの方でも安心してできる「乳がんヨガ」。
BCY登録インストラクターがつくった動画やイラストなどを集めました。
やさしいヨガで心と体を癒してあげましょう。
(ヨガは医療に代わるものではありません。
体を動かすのが心配なときは主治医にご相談ください)
今後も追加していきます。どうぞお楽しみに。
【新型コロナに負けないシリーズ 『呼吸が深まるヨガセラピー』(17分)】
不安や恐怖は呼吸を浅くしてしまいます。
浅い呼吸はさらに不安や恐怖を助長します。負のスパイラル…
良いことは一つもありません。
だからこそ、ヨガセラピーで呼吸を深めて
「心地よい」を感じましょう。
見ているかたに、桜の香もとどけられますように。
【スイスイ体操(3分)】
スイスイ体操は、身体の隅々まで伸ばして
大きな筋肉から体幹まで全身をバランス良く鍛えられる体操です。
術後のリハビリや体力をつけたい方にオススメです。
呼吸が止まりやすいので「スイスイ」と言いながら
水中にいる様に気持ち良く身体を動かしてみて下さい。
【唾液を出して免疫力を維持するための顔ヨガ(11分)】
口腔内が乾燥していると殺菌機能や免疫機能が落ち、
虫歯や歯周病、風邪やインフルエンザなどの感染症になりやすくなります。
舌を動かし唾液を良く出す事でこれらの予防にも繋がりますので、
舌を良く動かして免疫機能を上げていきましょう。
【寝る前のヨガ(14分)】
寝る前に体の緊張をほぐしてみましょう。
呼吸に合わせてゆっくり簡単な動きをするだけで、
体がほぐれていくのが感じられると思います。
最後はクッションに体をゆだねて、
ホッとした時間がすごせますように
【簡単リストラティブヨガ(3分)】
日々の生活を見てみると、肩が前になり少し猫背になり、
呼吸が浅くなっていると思います。
今回は座布団を使って胸を広げていきましょう。
座布団に安心して身体を委ねて力を抜き、
深い呼吸をおこなってみてください。
胸の解放がとても心地がいいと思います。
【病院やお家で寝たまんまヨガ 背中や腰を楽にするバージョン(16分)】
■8room 清水八恵先生(札幌市)
https://youtu.be/b7GK2klDhWU
入院中ベッドの上で、治療中の体力のないときにも寝たまんま
かたーい背中や重ーい腰をゆるめて楽する
簡単リラックスヨガです。
【「やさしいヨガ」椅子ヨガ ~呼吸&上肢編~(16分)】
だれでも簡単にできる「やさしいヨガ」です。
椅子に座って呼吸を深めて、ゆっくりと腕を動かしていきます。
自重を利用してリンパの流れを促進します。
【指ヨガ(10分)】
どんなところでもできる「指ヨガ」です。
手は全身の縮図と言われます。
手をほぐすことで、全身がほぐれるイメージをしながら
やってみてくださいね。手もふわっと温かくなりますよ。
【お家でヨガ(11分)】
「肩ほぐしヨガ 乳がんリハビリバージョン」配信しました。
クラスのポイント
1、肩とつながる手首、肘、腕の筋肉ほぐす
2、呼吸を続ける
3、自分の体の声を聞く
チャレンジしてみて下さい。
やさしいヨガポーズをイラストで詳しく解説しています。
リハビリ用の軽減ポーズも紹介しております。
一日一ポーズ、自分のペースではじめてみませんか?
【難しいことは抜き!座ったままココロとカラダを感じるヨガ】(16分)
https://youtu.be/6R_ZReNM8bM
ヨガは特別なものでなく生活そのものだと思ってます
皆が笑顔で人生を送るための考え方のヒントや
ココロとカラダに良い影響を与えるものだと体感しています
今回の動画ヨガは、難しいことは抜きです!
座ったまま全身をゆったりと動かしほぐしていきます
1日を通して朝でも昼でもお休み前でも
いつでもご家族さまとご一緒にお家時間を
楽しんでいってみてくださいね!
【健康ヨガ「ゆるゆる腰ほぐし」】(5分)
「健康ヨガ」はポーズを極めるのでななく、ほぐしのヨガです。
柔道整復師、トレーニング指導者の専門的知識や治療経験を生かし
「筋肉のゆるめ方」「関節の動かし方」「ゆがみの修正法」を
行いながら首、腰、膝の痛みを楽にしていきます。
自作の「筋&骨Tシャツ」で筋肉や関節を確認しながら行うので
どこを緩めるのか、どう動かしたらいいのか、一目でわかります。
ポーズはどれも楽ちん!初心者、年配の方、体の硬い方でも簡単に出来ます。
【うちの中で 木になってみましょう 1分間 木のポーズチャレンジ(4分)】
足裏を大地に根付かせ 身体を空に向かって伸ばし
自分だけの木になってみましょう。
深い呼吸を繰り返し、自分の内側を見つめます。
自分に、自然に、あらゆるものに感謝を!