乳がんヨガ指導者養成&患者さまへのヨガ環境整備

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乳がんヨガ最新情報

コロナ自粛解除後、久しぶりの対面での養成講座を開催しました(福岡)
6月ようやく緊急事態宣言が解除されてほっと一安心も束の間、少しずつ世の中が動き始めるとまたコロナ感染が拡がりつつあるニュースが報道されるようになりました。
その中、対面での養成講座開催決定には社会状況を注視して大変慎重になりましたが、開場となる研修室での感染対策もしっかりと行われていること、募集人数を半数に制限させていただきソーシャルディスタンスを十分に保つ環境を整えたこと、感染防止基本対策である、手洗い、うがい、マスク着用、手指消毒を開催前から周知徹底し、参加者皆様のご協力のもと、無事に講座を開催終了することが出来ました。

コロナの影響下で、対面レッスンなどを開催する際も躊躇してしまうことが多くなると予想されますが、正しく恐れながらも、安心・安全・快適を第一にレッスンを行うためにはどうしたらよいか、今回の講座は、その点からも現場で役立つ対応について学ぶ機会となったのではないかと思います。

参加人数は5名。皆さんそれぞれ深い想いをもってご参加くださいました。
「ヨガセラピーとは」「セラピストの立ち位置」など座学にはじまり、「こころの安全と体の安全」「呼吸法」「リストラティブヨガ」「サンプルクラス」の実践と、グループワーク、そしてミニクラスの発表まで、しっかりと学びを深めていただきました。
いつもはペアワークで行うリストラティブヨガですが、コロナの状況を踏まえ、オンライン講座でもお伝えいただけるように、自分で自分を癒す、という手法をとりました。
その心地よさを皆さん十分に体験されていたと思います。

これまでとは違い、withコロナ(コロナとともに)の時代に幸せに生きていくためにはどうしていくかを模索していく時代となりました。
自分の意志ではコントロール不可能、予測不能な出来事が起こり得る時代にこそ、心の平穏と、今の自分をありのままに認め受け入れ、今に感謝しながら心身共に健康であることをお伝えしていく「ヨガセラピー」が多くの方のお役に立てるのではないかと考えます。

必ず講座で発信するメッセージ「自分を大切にすること」「本来備わっている自分自身の力を信じること」「今を観察し、最善を尽くすこと」セラピスト自身がそこに気づきをもって実践していきながら、その先へ繋げていただけますように。今回も皆様にしっかりと受け取っていただき、大変充実した講座となりました。ありがとうございました。
今後の皆様のご活躍を心より祈念し、応援しております。

BCY養成講座講師 太田 りか

最後に参加者皆様のご感想をご紹介させていただきます。

≪受講者感想≫

◇ありのままを認める、自分を愛する、肯定する、というメッセージを これからヨガを通して伝えていけると思うと、とてもワクワクしています。乳がん患者さんだけでなく どんな人にも 通じるような 大切なこと、正しいより優しさを と、あらためて気づきをいただきました。少人数、身近な方々から 教室を始めていけたら と思っています。 今日は本当にありがとうございました。

◇講座は、とても丁寧で、いかに生徒さんに寄り添うことが大切かという点を学びました。
そして、想像以上に乳がんヨガは、普通のヨガクラスとは全く違う構成であり、クラスの運び方、注意する点の違いに学ぶことばかりでした。
私は、ヨガを教えた経験はまだまだ少ないので、今後自分も学びながら乳がんヨガに携わっていければと思います。

◇乳がんヨガは治療ではないこと、安心安全で快適であるようになど、基本から丁寧に座学で教えていただき、後半はワークで実践的に学べました。皆さんの前でポーズをリードするのは想像以上に難しく、継続練習が大事だと思いました。今回参加させていただき、乳がんを罹患された方にどう関わって寄り添えるのか、具体的にイメージできるようになりました。ありがとうございました。

◇先生の講義は引き込まれて、とても勉強になりました。乳がんヨガについてだけでなく、自分を一番に大切にするということが少し置いてきぼりになっていたことに気づきました。
それに、今までにない環境だったのは、私以外の受講生のみなさんが乳がん経験者ということで、こんな経験をすることは滅多にないことだと思いました。みなさんから生きる力を分けていただいたように思います。これからも学びを続けていきたいと思います。
思いきって申し込んで良かったです。本当に貴重な一日をありがとうございました。

◇リテイク、再受講に参加させていただき、ちょうどテキストも新しくなったタイミングで、ヨガ経験のない私には1回では理解出来なかった事もありましたので今回参加して良かったです
同じ乳癌でも年齢、罹患した時期、手術方法、治療方法、仕事、その人の性格等々、人それぞれ違い、それぞれに合わせた気配り、声かけが必要だと再認識しました。
呼吸と癒し、乳癌ヨガで心身共に安定していける心地良さを、いつかは私も伝えて行けたらいいなと思っています。みなさんの前に出ると緊張して、スムーズにできませんでしたが、これから復習して練習していきたいと思います。
またご一緒に学んだ皆さんとの新しい出逢いにも感謝しています。有り難うございました。

————————————————————————————————————–以上

2020年07月31日 | 活動報告

血管の健康を維持することは、乳がん患者さんにとっても大切です。
ミラノ大学の研究を紹介させていただきます。
この研究では「ストレッチ」ですが、
ヨガにもふくらはぎを伸ばすポーズがたくさんあります。

https://www.facebook.com/JapanLM/posts/2418628258434821

 

2020年07月29日 | 臨床情報など

5/30に乳がん指導者養成オンライン講座を開催致しました。
オンラインでしたので関東以外に岩手県、宮城県、石川県、愛知県、大阪、京都、滋賀県沖縄県、ハワイと日本に限らず海を越えた場所からご参加頂き、画面を通して参加者とのやり取りが対面とはまた違った一体感がありました。

自己紹介からじっくりお話をさせて頂き、日本とアメリカの文化の違いを感じたりガンを経験された方のお話を聞いたり、自宅の物を使ってリラクゼーションをとったりと沢山の質問に応えながらとても充実した時間を皆さんと一緒に過ごしました。

毎回皆さんに伝える事ですが、罹患したしないに関わらず志は皆さん一緒だと思いますので、必要としている方に是非各地でクラスを開催して頂きたいと思います。
また皆さんとお会い出来る日を楽しみにしています。

 

ご参加されました皆様からの素敵な感想を頂きましたのでご参考頂ければと思います。

・インストラクターでもない私が…という躊躇もありましたが、思い切って受講して良かったです。
国内外問わず、プロアマ問わず、罹患問わず。様々な状況にある参加者の皆さんのお話をお聞きできました。なにより、皆さんの気持ちを受けとめてガイドしてくださるかおる先生のやさしくオープンなお人柄が、私の理想のインストラクター像に加わりました。

・なかなかカミングアウト出来ずひとりて悩む事が多いなか、アメリカハワイではオープンで誰もが笑顔で普通に迎え入れてくれる文化にもビックリでした。

・全国から集まった受講生の貴重なお話、サバイバーでない方からの質問等どれもとても勉強になりました。

・受けるだけではなくアウトプットする事で意識が変わりました。

・早速、自分のクラスでも取り入れたいと思いました。

・この学びを元に多くの方をサポートしていけたらと思いました。

・この学びによって頑張らなくて良い場所というより皆んなで励まし合って無理なくできる場所が出来るといいなぁと思いました。

・ポーズの前に呼吸がまず出来てない事に気付きました。

・これから言葉の選び方も考えていきたいと思いました。

・患者様という目線ではなく1人の女性として寄り添っていきたいと思いました。

———以上———-

現在、zoomでのオンラインヨガクラスを各地域の講師陣が開催していますので是非ご参加下さい。
BCY 高橋かおる

2020年06月8日 | 活動報告
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