乳がんヨガ指導者養成&患者さまへのヨガ環境整備

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乳がんヨガ最新情報

コロナの影響で、札幌での対面講座は、一年ぶりの開催となりました。
会場や講座内容も充分に配慮しましたが、何より、ご受講生のみまさまのご協力に感謝いたします。
今回受講のみなさま
ヨガインストラクター2名、 乳がん患者さん2名、 医療者兼乳がん患者さん1名、 ヨガインストラクター兼乳がん患者さん1名
それぞれの立場での経験をシェアし合い、大変学びと気づきの多い講座でした。
みなさまからの感想をご紹介させていただきます。

<旭川 ETさん>
インが多すぎて、アウトには時間がかかりそうです。そのくらい、中身の濃い時間でした。
ヨガの指導者としての学びだけではなく、自身の病気と向き合う、そして受け入れて前を向く、本来の自分になる、という乳がんヨガの目的を身を持って体感したからでしょうね。
私自身、まだ病気は他人事って感じもあり、正面からは受け入れられてないのが現状で、それを目の当たりにしたのと同時に、そんな自分からいかにして次のステップを踏み出すか、そんな機会を与えてもらった時間でもありました。だからこそ、気持ちや学びの整理にはまだ時間がかかりそうです。
旭川でも患者さんは増えていますが、札幌のように医療機関や治療法の選択肢は多くなく、ましてや、乳がんヨガなんてありません。
でも同じように癒しを求めてる人や、癒されるべき人たちはいるはずなので、いつかその方達の力になり、そこから自分の癒しを得られるといいなと思っています。
また、私は、当事者だけではなく、その家族に対しての支援も必要だと思っているので、そこも考えていけるといいなと思っています。

<札幌 YOさん>
ヨガインストラクターとしての参加でした。
参加者の方は、インストラクターのみではなく、乳がん経験者の方などもいらっしゃり、経験談を聞くことで、病気を受け入れることの難しさ、大切さを感じました。そして、ヨガはさまざまなものに対して可能性を秘めていることを改めて実感しました。
いい出会いもあり、学べることが多く、また機会があれば参加したいと思います。

<札幌 YIさん>
『寄り添う』ことの奥深さ、言葉の大切さ、呼吸のもつチカラ…本当に興味深く、また楽しく学ぶことが出来ました。
同じ質問なのに、みんな違う答え
同じ体験なのに、みんな違う着眼点
正解もないし、誤回答もない
病気の受け止め方が違うのも、納得そう思うと、身体的な違いはもとより、『寄り添う』ことにとても意味があると思いました。
私で例えるなら、日によって左右される感情にも『寄り添う』ことが出来るかなぁ…『大切に』出来るかなぁ…と考えることが出来ました。グループ学習も楽しかったです。
初めて会った皆さんと、あんな風に『伝えるために』話し合えたのは、勉強になりました。
いつか、一緒に考えた皆さんと会って、体験したことや実際の活動を聞いてみたいと思います。
また、今後も機会があれば、もっと学びたいなぁと、自分が思っていた以上に意欲があって驚きましたが、そこにオンライン講座の案内をいただき、嬉しく思います。
個人的には、呼吸について色々学びたいです。実際に体験もしたいし、呼吸の大切さ、何より『息さえ出来れば…』ですもんね。
学ぶことで、自分だけでなく誰かに『寄り添う』ときが来るかもしれないですし、よりヨガが近づく気がします。
以上

みまさまのご感想から、BCYが伝えたいこと「乳がんヨガは、『自分を大切にすること』『寄り添うヨガであること』」をしっかり受け取ってくださったと感じ、心から喜びと感謝の気持ちで溢れています。どうか、みなさんそれぞれの立ち位置や環境で活かしていただけたら・・・と思います。

BCY運営メンバー・乳がんヨガ指導者養成講座担当<札幌> 清水 八恵

2020年10月5日 | 活動報告

日頃からBCYの活動にご理解とご協力、誠にありがとうございます。

今回、alohawarmee様よりご寄付を賜りましたのでご報告致します。
頂いた寄付金は、乳がんヨガ普及のため大切に使わせて頂きます。
BCYの活動に深いご理解、ご協力に深く感謝致します。

alohawarmee様より寄付金額
25、000円

ありがとうございました。

 

alohawarmee様のご紹介
alohawarmeeは「温活」を習慣つけて欲しいという願いから、オシャレで可愛いアンクルウォーマーをハンドメイドで作りはじめました。

女性にとって他人事ではない、乳がん、子宮がん。
忙しさで後回しにしないで、自分のカラダの声をキャッチして自分のカラダは自分で守って欲しい。
そんな思いからalohawarmee をスタートして4年目の2019年からピンクリボンウォークへユーザーの方々と参加し、同日からドネーションの為に、弊社のオンラインにてピンクリボン限定アンクルウォーマーセットを販売スタートしました。
2020年はコロナでイベント自体が中止になってしまいましたが、イベント開催時にはまた限定ウォーマーを販売したいと考えております。
alohawarmee
片山奈々 土屋麗
2020年09月1日 | 活動報告

7/25、26の二日間にわたって、乳がん指導者養成オンライン講座を開催いたしました。
今回は北海道、東京、長野、大阪、福岡と日本各地からご参加頂きました。
これも、オンラインならではの繋がりかと思います。

オンラインの利点は自宅での受講ができる事ですが、やはり長時間画面を凝視するのはかなりハードです。
目も脳も疲弊してしまい、集中力も続きません。
こまめに休憩を取り、目と脳をお休みする時間をこまめに取っていきました。

看護師さんや鍼灸師さん、ヨガ講師など職業も様々なメンバーが集まり、
ご自身の体験談など、様々なディスカッションが飛び交いあっと言う間の2日間でした。

参加者の皆さんから素晴らしいご感想と今後の抱負など頂きましたので、
ここでご紹介させて頂きます。

「今まで怪我を避けるために生徒さんができる範囲で、できる限り正しいアライメントになることに重きを置いてレッスンを組み立てて来ました。ただ年齢が高い生徒さんには少しハードルが高いかな?と感じることが多々ありました。乳がん患者さんでは心地良さや言葉がけが大切で、何より恐怖心や挫折感を味わわせないことが大切だということ私にとってはすごく心に響きました。
今までの私のクラスはアライメントに重きを置きすぎて、生徒さんに恐怖心や圧迫感、挫折感を与えていなかっただろうか?と考え直す機会となりました。一般クラスであっても生徒さん一人一人をよく観察し、優しさをプラスできるクラスにしていきたいと思いました。
乳がん患者さんへのクラスはまず妹に実施させて頂き、そこから機会があれば少しづつ広げていけたらと思っています。
沢山の学びをありがとうございました。」 A.Kさん

「2日間講座を受けて自分の知識不足も痛感しましたが、乳がんヨガを伝えていく上で大切な事をしっかり学べたと思っています。
今後まずはご紹介頂いた本やプラスで講座を受講してもう少し乳がん患者さんについて理解を深めて秋までにはオンラインでのクラスを開催していけるように準備していくつもりです。
マラソンに挑戦する方がいたと仰っていたのをきいて、ヨガによって新たに挑戦してみたいと思う前向きな思いや自分にはもっと何かできるかもという自分を信じられる力が生徒さんに湧いてくるのは本当に素敵な事だと思いました。
私も乳がんの方が前向きに穏やかに日々を過ごせるサポートの一つとなるような自分なりのクラスが作っていけたらいいなと思っています。
ありがとうございました!」  畑中美奈子さん

「講座を受けてみて、自分が考えていたよりもずっと、配慮すべきことがたくさんあるのだと感じました。とくに、ヨガによる効果「リンパの流れが良くなる」「自律神経を整える」など、通常のクラスではあたりまえのように使われる表現が、サバイバーにとっては過剰な期待を抱かせ得るということ。目が覚める思いでした。また、「ヨガインストラクターとヨガセラピストの違い」についても初めて学ぶ概念で、とても新鮮でした。
学びたてのRYT200の内容と比較しながら、違いもあるけれど目指すことは同じであると感じることができ、今、このタイミングで受講することができてよかったと感じています。
さて、今後の抱負と課題です。実は、主治医にヨガインストラクターの資格を取得したと話したところ、コロナ終息後に病院のがん患者会でヨガレッスンやってみない?と言って頂いてます。
まずは病院でのレッスン開催まで、学びを深め、また、それをきっかけにリピートして頂けるよう環境を整えたいと思います。
最後に今後の課題ですが、ずばり、一般クラスのレッスンをどう行っていくか、ということです。たくさんの禁忌ポーズがあることを知り、自分自身の体を大切にしながらヨガのレッスンを行うにはどうしたら良いか、これから模索していきます。」 M.Oさん

「2日間ありがとうございました。乳がんの方に、今まではご自身の快・不快と、無理しないようにの声がけてクラスに参加いただいていましたが、今回注意点と講師側の心構えを学べ、今後の対応に活かしていけるもので、とても有意義な時間でした。
まだ入り口に立ったところなので、少しずつ学びを深めていきたいと思える内容でした。ありがとうございました。」 Yさん

「2日間ありがとうございました。乳がんになって私も乳がん患者さんに何か出来る事がないかと思った時に出会ったのが今回の講座でした。
講座を受けてみて、乳がん患者さんにヨガレッスンをするには気配りやより細かな配慮が必要だとわかりました。先生のように、優しく生徒さんに寄り添えるようなレッスンができるよう、これから少しずつ進めていきたいなと思います。
また、オンライン講座で学びを深めていきたいと思います。体調が戻ってきたら、オンラインから初めて行こうかなと思います。
また、何かあった時は相談させてください。ありがとうございました。」 Sさん

「毎日バタバタとする中で思い切って乳がんヨガ養成者講座に申し込み自分の時間が持てて本当に良かったです。
オンラインから先生の温かさに触れ貴重な経験をさせていただきました。昨年自分自身も乳がんを経験し自分でもコントロール出来ない程心が乱れ体もナイーブになり自分の体を見ては毎日涙を流しどうしたら心も体も落ち着いて過ごせるか?色々と考えて勉強しました。
仲間や食事療法や運動やヨガと出会い少しずつ回復することができました。
今このコロナの世の中で病気を宣告され孤独と不安を抱えている方が沢山いらっしゃると思います。
私はこれから鍼灸師として何か出来ないか?せっかく教えていただいたヨガの呼吸などを取り入れながらオンラインで皆さんの手助けできればと考えています。」 吉田寛子さん

乳がんヨガ指導者養成講座オンライン担当 櫻井祐子(宮城)

2020年08月7日 | 活動報告
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