乳がんヨガ指導者養成講座ベーシック≪札幌対面開催≫
3/10・17日平日2日間 今回もそれぞれの立場・想いからご参加いただきました。
みなさんが、この場に、そして学びに、オープンな心で臨んでくださったことで あたたかく充実した時間となりました。
心より感謝申し上げます。
BCY講師:清水 八恵
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<札幌・乳がん経験者&看護師資格有 M・F様>
自身で罹患しての受講だったため、緊張もありましたが2日間あたたかい環境で学べて前へ進むステップとなり一生の思い出になりました。 講座中に振り返り学び、ヨガとまた仲良くなれたこと、健康管理意欲がでたこと、そして椅子に座ってこんなに楽しくできるなら、やっぱり私はヨガが理由なく好きと再認識しました。
2日間で呼吸法や、このヨガで体に良い変化が起きたこと(鎖骨、胸郭の動きが良くなった)気持ちの緊張とリラックスを体感できたこと、いつも痛い背中の痛みが減ったこと。 講座に参加でき「今の体だからこそ感じられた」 ことだと思います。
yae先生、参加者の皆様へ感謝致します。 ありがとうございました。
<札幌・ヨガインストラクター C・S様>
やえ先生の穏やかなクラスはそのままクラスの温かい空気感の講座になり、とても楽しい雰囲気のなかで学ぶことができました。
この知識が広がって行くと必要な人たちの笑顔がどんどん広がっていくと想いました 。
<札幌・ヨガインストラクター M・T様>
乳がん、がんについて詳しく知らずステージによって治療法やどんなケアをしてあげるか寄り添って話を聞き一人一人にあったヨガを伝える。ヨガとは、、、海外で実際に行われているヨガとは、、、を知れて本当に勉強になりました。
実技のリストラティブヨガでは体験はありますが実践はなく一人一人が癒させるようにするのが難しいかったです。
経験しこの資格を有効活用し沢山の方の癒しの存在になりたいと思った1日でした。 グループシークエンス作り1人1ポーズレッスンが凄く良かったです。皆さん経験ありなし関係なく皆さんが発表できる機会があった事。
<札幌・乳がん経験者 J・T様>
1年半前、術後 乳がんヨガクラスを受講し少しずつ時間をかけて自分らしさを取り戻せたこの場所で、今回指導者養成講座を受講できたこと嬉しく私自身の成長や気づきを促してもらえる、とても充実した時間でした。 指導者として、まずはありのままの自分を受け入れること、否定しないされないこと、自分自身を思いやる気持ちが大切であることを学びました。緩やかに気づきを促し、ありのままの自分と仲良く穏やかな時間をすごす場所、そこに一緒に寄り添える人になりたいと思います。
2日間ありがとうございました。
<札幌・ヨガインストラクター H・T様>
分かりやすく、丁寧な指導と講師の方の思いやりや気遣いが随所に感じられるとても素敵な講座でした。
<札幌・ヨガインストラクター R・S様>
2年前に友人が乳がんに罹患し、一緒にリハビリを兼ねたヨガを始めました。友人とひとつひとつ動きを確認しながら無理のないようレッスンを続けて、現在に至っています。今回しっかり学べる機会に恵まれ、大変嬉しく思っています。この講座を通して、新しい知識を身につけられたと共に、今の自分自身を確認でき深い学びに繋がりました。
週刊女性PRIMEに がん患者と接する中で、ヨガを行うことは心のケアに有効であると実感していると話す大野先生のお話が紹介されました。
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「がん専門医が推奨!ストレス解消に不眠にも効果的、日米の医療業界も注目する「ヨガ」の効果、がん患者向けの「がんヨガ」のポーズと心得」
大野真司先生(がん研究会有明病院副院長・乳腺センター長)、著書 がんとたたかう最高のヨガ大全では、BCY校長の岡部朋子がヨガの監修を行っております。
2023年03月18日 |
臨床情報など,
関連情報
新年あけましておめでとうございます。
お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
本年も皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
旧年中は私ども一般社団法人BCY Institute Japanをご支援いただき厚く御礼申し上げます。新年のメッセージとして、私が現在通学する京都大学の授業での学びをご紹介させていただければと思います。乳がんヨガに興味を持たれる方の多くの方が、ヨガで健康になることを期待されています。では、乳がんを経験された方にとっての健康とは何でしょうか?
健康の定義は、今から76年前にWHOで定義されたものです。
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
「健康とは、身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態であり、単に病気がないとる意識を持つことで、日々充実しか虚弱でないということではない」
病気と共にあっても健やかにいられることにおいては、乳がんヨガを実践されている方の多くが実感されているところだと思います。
これに対し、2011年「社会的、身体的、感情的困難に直面した時に発揮される適応・変化(adapt)と自己管理の能力を重点*」 という新たな定義が提案されています。
Huber M, et al. How should we define health? BMJ. 2011.
2022年は乳がんヨガのアドバンスド講座が始まりました。そこでも、ネガティブケイパビリティという概念を取り上げています。困難に直面した時に、どうやってそれを受け入れ、共に乗り越えていくか、薬ではない支えとしてヨガが生活の中から果たしていける役割は大きそうです。ぜひ、2023年、この新たな健康の概念を時々思い出していただき、大切な人とのヨガの時間を過ごしていただけましたらと思います。
皆様、そして皆様と関わりのあるすべての方が、ゆっくりとした呼吸と自分を大切にすて過ごされますことを願っております。
代表理事 岡部 朋子
p.s.
私ごとで恐縮ですが、2023年3月、乳がん支援チャリティ枠で、名古屋ウィメンズマラソンに挑戦します。人生初めてのフルマラソンです。
BCY Institute Japan の設立を応援してくださった、故 矢形寛先生もマラソンランナーで、市民公開講座の控え室で、「乳がんの患者さんにはとにかく何でもいいから運動をしてほしい、そのきっかけにヨガがなるといい」というお話をしてくださったことを今でも覚えています。この3月で住み慣れた名古屋から東京に転居します。名古屋の最後の思い出への背中を押してくれたのは、私の25年来の朋友が昨年名古屋ウィメンズを見事完走し、ティファニーのネックレスを掴み取った姿でした。彼女も乳がんのサバイバーです。フルマラソンは体に良い悪い、賛否両論ありますが、乳がんヨガの普及を願い、完走を目指したいと思います。
2023年01月5日 |
BCYよりお知らせ,
活動報告