年末のご挨拶
いつもBCYにご理解ご協力を賜りありがとうございます。
今年は「がんと運動」が着目され、各所で取り上げられました。先日厚生労働省が発表した運動ガイドラインにも「がんと運動」に関する言及が見られるなど、私たちの活動は必要とされる分野であると改めて感じる一年となりました。
そんな中登録会員85名の登録会員をはじめとする乳がんヨガ指導者が各地でレッスンを開催し、患者さんのセルフケアの一助となり活躍しました。
また、今年10月オンラインで「BCY乳がんヨガフェスタ」を開催することができ、多くの方に乳がんヨガを実際に体験していただけたことは、大きな一歩となりました。
乳がんヨガは体力が落ちた方、体の機能が一時的に制限された方なども取り組みやすい事、深い呼吸やゆったりした動きで緊張や不安の軽減につながる事、また同じ病気を経験した方々と出会える場にもなる事などを実感していただく事ができたのではないかと考えております。一方で、乳がんヨガを知った方が、「地元で教室を探しても無い」というお声もまだまだ届きます。引き続き患者さんのサポートとなり得る乳がんヨガの広がりを全国で進めていけますようにBCY運営メンバー一同、修了生と共に活動して参りたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
一般社団法人 BCY Institute Japan
理事 秦絵理子