乳がんヨガ指導者養成&患者さまへのヨガ環境整備

乳がんヨガ最新情報

乳がんの方でも安心してできる「乳がんヨガ」。
BCY登録インストラクターがつくった動画やイラストなどを集めました。
やさしいヨガで心と体を癒してあげましょう。
(ヨガは医療に代わるものではありません。
体を動かすのが心配なときは主治医にご相談ください)

今後も追加していきます。どうぞお楽しみに。


【新型コロナに負けないシリーズ 『呼吸が深まるヨガセラピー』(17分)】

MYLヨガセラピー&スクール 横山みつこ先生(茨城県笠間市)

不安や恐怖は呼吸を浅くしてしまいます。
浅い呼吸はさらに不安や恐怖を助長します。負のスパイラル…
良いことは一つもありません。
だからこそ、ヨガセラピーで呼吸を深めて
「心地よい」を感じましょう。
見ているかたに、桜の香もとどけられますように。

【スイスイ体操(3分)】

がんの治療をされている方向けのヨガ オージャスクラス  高橋かおる先生(さいたま市・上尾市)

スイスイ体操は、身体の隅々まで伸ばして
大きな筋肉から体幹まで全身をバランス良く鍛えられる体操です。
術後のリハビリや体力をつけたい方にオススメです。
呼吸が止まりやすいので「スイスイ」と言いながら
水中にいる様に気持ち良く身体を動かしてみて下さい。

【唾液を出して免疫力を維持するための顔ヨガ(11分)】

がんの治療をされている方向けのヨガ オージャスクラス 髙橋かおる先生(さいたま市・上尾市)

口腔内が乾燥していると殺菌機能や免疫機能が落ち、
虫歯や歯周病、風邪やインフルエンザなどの感染症になりやすくなります。
舌を動かし唾液を良く出す事でこれらの予防にも繋がりますので、
舌を良く動かして免疫機能を上げていきましょう。

【寝る前のヨガ(14分)】

STUDIO Forest 秦 絵理子先生(大阪市)

寝る前に体の緊張をほぐしてみましょう。
呼吸に合わせてゆっくり簡単な動きをするだけで、
体がほぐれていくのが感じられると思います。
最後はクッションに体をゆだねて、
ホッとした時間がすごせますように

【簡単リストラティブヨガ(3分)】

山口明代先生(名古屋市、刈谷市)

日々の生活を見てみると、肩が前になり少し猫背になり、
呼吸が浅くなっていると思います。
今回は座布団を使って胸を広げていきましょう。
座布団に安心して身体を委ねて力を抜き、
深い呼吸をおこなってみてください。
胸の解放がとても心地がいいと思います。

【病院やお家で寝たまんまヨガ 背中や腰を楽にするバージョン(16分)】

8room 清水八恵先生(札幌市)

入院中ベッドの上で、治療中の体力のないときにも寝たまんま
かたーい背中や重ーい腰をゆるめて楽する
簡単リラックスヨガです。

【「やさしいヨガ」椅子ヨガ ~呼吸&上肢編~(16分)】

Yoga PRARI 太田りか先生(福岡)

だれでも簡単にできる「やさしいヨガ」です。
椅子に座って呼吸を深めて、ゆっくりと腕を動かしていきます。
自重を利用してリンパの流れを促進します。

【指ヨガ(10分)】

元気を育てる家ルミナリエ みなこ先生(埼玉県川口市)

乳がん体験者ONLYのヨガ教室NYOGA のっち先生(埼玉県・東京都)

どんなところでもできる「指ヨガ」です。
手は全身の縮図と言われます。
手をほぐすことで、全身がほぐれるイメージをしながら
やってみてくださいね。手もふわっと温かくなりますよ。

【お家でヨガ(11分)】

Sakuranana-Yoga 櫻井祐子先生(宮城県多賀城市)

「肩ほぐしヨガ 乳がんリハビリバージョン」配信しました。
クラスのポイント
1、肩とつながる手首、肘、腕の筋肉ほぐす
2、呼吸を続ける
3、自分の体の声を聞く
チャレンジしてみて下さい。
やさしいヨガポーズをイラストで詳しく解説しています。
リハビリ用の軽減ポーズも紹介しております。
一日一ポーズ、自分のペースではじめてみませんか?

Cocoro yoga めぐ先生(兵庫県姫路市)

【難しいことは抜き!座ったままココロとカラダを感じるヨガ】(16分)

ヨガは特別なものでなく生活そのものだと思ってます
皆が笑顔で人生を送るための考え方のヒントや
ココロとカラダに良い影響を与えるものだと体感しています

今回の動画ヨガは、難しいことは抜きです!
座ったまま全身をゆったりと動かしほぐしていきます
1日を通して朝でも昼でもお休み前でも
いつでもご家族さまとご一緒にお家時間を
楽しんでいってみてくださいね!

【健康ヨガ「ゆるゆる腰ほぐし」】(5分)

TABI YOGA のりちゃん先生(北海道)

「健康ヨガ」はポーズを極めるのでななく、ほぐしのヨガです。
柔道整復師、トレーニング指導者の専門的知識や治療経験を生かし
「筋肉のゆるめ方」「関節の動かし方」「ゆがみの修正法」を
行いながら首、腰、膝の痛みを楽にしていきます。
自作の「筋&骨Tシャツ」で筋肉や関節を確認しながら行うので
どこを緩めるのか、どう動かしたらいいのか、一目でわかります。
ポーズはどれも楽ちん!初心者、年配の方、体の硬い方でも簡単に出来ます。

【うちの中で  木になってみましょう     1分間 木のポーズチャレンジ(4分)】

クレイドル江坂 乳がん経験者様の為のヨガ 森木有美子先生(大阪・江坂)

足裏を大地に根付かせ 身体を空に向かって伸ばし
自分だけの木になってみましょう。
深い呼吸を繰り返し、自分の内側を見つめます。
自分に、自然に、あらゆるものに感謝を!
2020年04月12日 | 乳がんヨガ@HOME

がんサバイバーの睡眠の質とヨガについての論文(2013年11月のもの)です。

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【タイトル】
がんサバイバーの睡眠の質に関するヨガの多施設無作為化比較試験

【序論】
がんサバイバーは、睡眠の質が治療前から障害され、
30〜90%の人が睡眠障害に悩まされています。
睡眠障害の治療は、薬物療法や認知行動療法がありますが、
十分に問題を解決しません。
この研究は、ヨガの人気は著しいにも関わらず、
限られた科学的根拠しかないために大規模な
多施設協働の臨床試験を行いました。
睡眠障害があるがんサバイバーに対して、
標準的なケアと綿密に計画されたヨガ介入を行いました。

【方法】
410人のがんサバイバーを、
標準的ケア群vsヨガ介入群に半々になるよう、公平に無作為に分けました。
ヨガ介入群は、1週間に2回75分のセッションに参加して、
睡眠の質を測る尺度とアクチグラフを介入前後で身につけ、
活動と生活リズムサイクル、睡眠/覚醒時間を記録しました。

【結果】
全部で410人のがんサバイバーが参加しました。
(そのうち、96%は女性で平均年齢は54歳、75%が乳がんでした。)
ヨガ介入群206人vs標準ケア204人に割り当てられました。

ヨガ介入群の出席は8回中平均6.5回。
ヨガ介入群は、標準ケア群と比べて全体的な睡眠の質を改善し、
日中の眠気や怠さ、主観的な睡眠の質を大幅に改善しました。
さらに、睡眠薬の使用を週に21%に減らしました。

標準ケア群は、全体的な睡眠の質や主観的な睡眠の質などの
有意な改善も示しましたが、睡眠中・睡眠時間は改善せず
睡眠薬の使用は5%増えました。

1人の対象者が、研究期間中に重度の有害事象を有しました。
他の重大な有害事象はありませんでした。

【ディスカッション】
このヨガのプログラムは、睡眠障害のあるがんサバイバーにとって、
有用な治療法です。

【引用】
JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY volume 31.number26.september10.2013
https://ascopubs.org/doi/full/10.1200/JCO.2012.43.7707?url_ver=Z39.88-2003&rfr_id=ori:rid:crossref.org&rfr_dat=cr_pub%3dpubmed

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◆看護師さとうさんのブログより転載させていただきました。
https://note.com/s_a_t_o/n/n21f9e34b6907

2020年03月19日 | 臨床情報など

早いもので、まもなく新しい年がやってまいります。
皆様にとって2019年はどのような一年でしたでしょうか。
乳がんとヨガの可能性を信じてくださり、
そして必要な人に届けていく流れが今年もBCYのメンバーを始め、
多くの方々の努力でさらに豊かになりました。
ここにあらためて感謝を申し上げます。

来年度に向けて、乳がんとヨガにかかわる皆様と一緒に考えたいテーマがあります。
それは「ヨガの強みってなんだろう」ということです。

乳がんの方を支援する方法は増えてきています。
それに従事する人材も増えてきています。
でも、なぜ私たちは「ヨガ推し」なのでしょうか。

私自身、2019は臨床研究の領域で多くの指導をいただいた一年でした。
その中で突きつけられるのは、やはりヨガとは何か、
なぜヨガなのか、ということです。
ぜひ、皆様にもこれに対する答えを
一人一人持っていて欲しいと思っています。
帰りの新幹線で答えが出ずにあらためて
「なぜヨガなんだろう」と自問自答しました。
私なりに出した答えは次のようなものです。

ヨガは事実としてインドで生まれ、
その文化的背景にはマサラ(様々なスパイスの調合)があります。
インドに行っていつも思うのは、マサラの強みです。
カレーが体に良い、という臨床研究はありません。
でも、それぞれのスパイスにどんな薬効があるかは、
伝承医学のみならず解明されてきています。

それと同じように、ヨガの前屈が良いのか、呼吸法が良いのか、
内観がよいのか。全て良いのです。
だけど、どれもやりすぎは害になるかもしれません。

私たちは美味しいからと言って、カレーに唐辛子だけ入れません。
絶妙な調合が私たちを元気にする、
だけどその調合は、インドカレーとタイカレーで違い、
どちらが良いというものではありません。
また、上野のとあるレストランの調合がベストで、
他がダメ、というものでもありません。

それぞれの店が、家庭が、人を元気にする
それぞれのカレーを出せたら、喜んでくれるのではないか。
その時に、弱っている人に刺激的すぎる味は出しませんが、
元気が欲しい方には少しのカンフル剤があった方が良いかもしれません。

そんな調合ができるのが、ヨガ。
運動で気分が上がる、ストレッチでめぐりが良くなる、
休息で回復する、呼吸法で自律神経を整える、
などヨガは色々な可能性を秘めており、その調合です。

その一つ一つを安全に組み合わせる方法、
それは知識だけでできるものではありません。
BCYで学ぶみなさんは、乳がんの患者さんが
どうやったらその人らしさを取り戻していけるかを学んでいます。
そして、相手を見ながら心を込めて、
美味しいカレーを作れる方々なのではないでしょうか。

臨床研究では、一つのカレー推ししかできません。
でも先人たちの努力で、ヨガはがんのリハビリテーションガイドラインにおいて、
その良さを認めてもらっています。
そうであれば、私たちは自信を持って、
BCYの提供する乳がんヨガなら、信頼できる、効果がある、と
言っていただけるように ヨガを届け続けていくことが
社会における役割なのではないか、と思っています。

インドで生まれたヨガが、日本人を元気にしています。
そのことに感謝し、私たちは日本の方々に向けて志をもって
活動してまいりましょう。

2020年もひとりひとりが自分らしく活動できるBCYでありたいと思います。
BCYにかかわってくださる全てのステイクホルダーの方々に感謝申し上げます。

校長 岡部 朋子

2019年12月28日 | 関連情報
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